AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 ⭐️11

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AI 2041 人工知能が変える20年後の未来
AI 2041: Ten Visions for Our Future

カイフー・リー(李開復)(著)、 チェン・チウファン(陳楸帆)(著)、 中原尚哉(翻訳)
文藝春秋 (2022/12/8)

カイフー・リー(李開復)  Kai-Fu Lee
元Google中国社長。人工知能学者。1961年、台湾の台北生まれ。米国に移住し、コロンビア大学でコンピュータサイエンスの理学士号を、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得。アップル、マイクロソフトの重役を務めたのち、Google中国の社長となる。現在は中国のベンチャーキャピタル、シノベーション・ベンチャーズCEO。中国IT界で影響力を持ちウェイボーのフォロワー数はおよそ5000万人。著作にニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーとなった『AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」』(日本経済新聞出版)がある。

チェン・チウファン(陳楸帆)  Chen Qiufan
SF作家。1981年、中国広東省汕頭市生まれ。北京大学卒業。百度(バイドゥ)やGoogleに勤務しながらSF短編を雑誌に発表し、台湾奇幻芸術賞青龍賞、銀河賞、科幻星雲賞に輝く。親友のSF作家ケン・リュウが英語訳を手がけた『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』(「鼠年」「麗江の魚」「沙嘴の花」を収録)にて、欧米でも高い評価を得る。そのサイバーパンク的な作風から中国のウィリアム・ギブスンと称される。初長編『荒潮』は、『三体』作者の劉慈欣から「これは近未来SFの頂点だ」と激賞された。

中原尚哉 なかはら・なおや
英米文学翻訳家。1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。『メカ・サムライ・エンパイア』(ピーター・トライアス著)、『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』(ケン・リュウ編共訳)、『荒潮』(陳楸帆著)ほか訳書多数。『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』(ピーター・トライアス著)が本屋大賞翻訳小説部門第2位に。『マーダーボット・ダイアリー』(マーサ・ウェルズ著)にて日本翻訳大賞を受賞。

すべてのストーリーが、異なる国を舞台にしていて、
さまざまな観点からのAIの20年後を想定して
描かれていて、とてもすばらしい作品でした。

また、解説についても非常にわかりやすく、
現在のAIの抱える課題、将来のロードマップ、
新たに発生するであろう課題など、
多くのことを考えさせられました。

SFという表現方法で未来を描く手法は、
とても有用だと改めて学びました。

というのも、思考実験を行うことが容易になるからです。

こんな将来ならほしい、こういう将来はいらない、
そんなことを判断できるようになるのは、
ストーリーがあって想像できるからです。

多くの人に、この本を読んでもらって、
私たちの未来を考えてもらう助けになるとよいと思います。

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この記事は、メルマガ記事から一部抜粋し、構成しています。

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