レジリエンスの時代 再野生化する地球で、人類が生き抜くための大転換
The Age of Resilience: Reimagining Existence on a Rewilding Earth
ジェレミー・リフキン(著), 柴田裕之(翻訳)
集英社(2023/9/26)
ジェレミー・リフキン Jeremy Rifkin
経済社会理論家。欧州連合、中国、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを歴任。経済・社会・科学技術を分析し、未来構想を提示する手腕への評価が高く、アメリカ政府の政策形成にも大きな影響力をもつ。経済動向財団会長及びTIRコンサルティング・グループ代表。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール上級講師。『限界費用ゼロ社会』、『エイジ・オブ・アクセス』、『第三次産業革命』などが世界的ベストセラーに。一九八〇年代から気候変動の危機を訴えるなど、先見性にも定評がある。
柴田裕之 しばたやすし
翻訳家。早稲田大学、アーラム・カレッジ卒業。訳書にジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会』、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』『ホモ・デウス』、ニーアル・ファーガソン『大惨事 (カタストロフィ)の人類史』ほか話題書多数。
レジリエンスという言葉の定義から始まり、
効率を追い求めた先に何があるか、
私たちがどういう存在であるか、
など多岐にわたる議論があり、
とても学びの多い本でした。
よりよい世界とはどういうものか、
考えることのできるよい本だと思います。