インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略
The India Way: Strategies for an Uncertain World
S・ジャイシャンカル(著)、 笠井亮平松下東子, 林裕之(翻訳)
白水社 (2022/11/25)
S・ジャイシャンカル S. Jaishankar
インドの外務大臣、元外交官。1955年ニューデリー生まれ。デリー大学卒業後、ネルー大学で博士号(国際関係論)を取得。1977年にインド外務省に入省し、駐日大使館次席公使(1996-2000)、駐チェコ大使(2000-04)、駐シンガポール大使(2007-09)、駐中国大使(2009-13)、駐米大使(2013-15)、外務次官(2015-18)などを歴任した。退官後、2019年5月に発足した第2次モディ政権で外相に就任したほか、同年7月からは上院議員(インド人民党所属)も務めている。
笠井亮平 かさい・りょうへい
1976年愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。在中国、在インド、在パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務。著書に『インパールの戦い』(文春新書)、『モディが変えるインド』『インド独立の志士「朝子」』(以上、白水社)、共著に『軍事大国化するインド』(亜紀書房)、『台頭するインド・中国』(千倉書房)、訳書に『日本でわたしも考えた』『アメリカ副大統領』『シークレット・ウォーズ(上下)』『ネオ・チャイナ』『ビリオネア・インド』(以上、白水社)、監訳書に『日本軍が銃をおいた日』(早川書房)などがある。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
インドがどのように世界の国々を眺めているのかということが
理解できるよい本でした。
幸いにも、日本は、インドの政治で、
超党派的な支持を常に得てきたとのこと。
もっとインドのことを知って、
より緊密な関係を結ぶのが、
日本にとってもよいことだと考えました。