成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する

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成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する
田中克成(著)
きずな出版 (2016/1/8)

田中克成 たなか・かつなり
株式会社立志出版社代表取締役。ギフトコミュニケーションズ株式会社取締役。
4000人の著者プロフィールを研究し日本初のプロフィールライターとして独立。
2000人講演会の企画総指揮を担当し一躍脚光を浴びる。
出版プロデューサーとしても活躍する傍ら、500人の半生をヒアリングし、成功のバイオリズム「超進化論」を発表。進化過程の整合性を多分野で証明し話題となる。
2012年、髙取宗茂氏との出逢いに衝撃を受け、同氏著『道に迷う若者へ』を唯一の出版物に立志出版社を創業。
現職の副総理、アキノ三世大統領らからの祝電も寄せられた設立パーティーには200名を超える経営者が参列。
13年10月、同書をリヤカーに積み込み全国47都道府県リヤカー行脚を開始。
16年現在、39都府県を周り、手売り部数1万冊、講演動員実績は5000人を突破。
道中、考案したチームワークトランプ「GIFT」は子供から大人まで幅広く人気を博し、瞬く間に全国に1000人を超えるファンを獲得。
「生き様の継承」をテーマに、現在も田中の挑戦は続いている。
1977年長崎生まれ。大東文化大学文学部卒。

とてもすばらしいエピソードが満載で、
紹介しきれませんでした。

人生にはバイオリズムがあり、それぞれの時期にやることがある、
という考え方は、辛い時期をのりこえるために大切だと
改めて思いました。

成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する

■進化の法則

新しいステージは、「成長期」から始まり、
「停滞期」→「活動期」→「過渡期」と進み、
再びステージを上げ、次のステージの「成長期」に入る。

●「過渡期」

もっともつらく、やることなすことのすべてが
裏目に出る、という時期は、「過渡期」に起こる。

過渡期には、身のまわりのあらゆる「者」や「物」が離れていく。

過渡期を抜け出すには、
どこかで覚悟を決めて「背水」を迎えなければならないし、
「窮する」ことが先決なのだ。

この状態から抜け出す選択肢は3つ。

1つ目は、何もしないで時が過ぎるのをただ待つ。
2つ目は、自らの可能性を、ここであきらめてしまう。
3つ目は、「当たって砕けろ」の精神で、なり振り構わず前に出る。

この3つ目の選択肢を選べたとき、俗にいう「覚悟」が決まる。

決死の覚悟で動き出すと奇跡が起こる。

それが想像もしていなかった人との出会いだ。

ここで重要なのは、次のステージに
一気に引き上げてくれる出会いは、
今の人脈にはいない人物に限られるということだ。

●「成長期」

「喜んでもらいたい」「感謝が大事だ」
と思いながらも成長期の頂上に達すると、
「有頂天」というターニングポイントを
迎えることになる。

●「停滞期」

この時期を、自分のコントロール外にある
人や物に責任を求める「停滞期」と呼ぶ。

こうなると、やることなすことが
うまくまわっていた歯車が崩れ始める。

やる気はめっきり落ち込み、
仕事や頼まれごとにも感謝されないから気が乗らない。

こちらからの連絡も滞りがちになっていく。

うまくまわらなくなった原因を、
自分以外の誰かのせいにし始める。

●「活動期」

「誰も助けてくれない」「誰も救ってくれない」
という思いが極まると、
「だったら自分でやるしかない!」と一念発起して、
積極的に行動を起こし始める。

「停滞期」の次のステージ、「活動期」への移行だ。

大きなことで一発逆転を狙う自信はもう残っていない。

目の前に放置してきた、
誰にでもできる当たり前のことから手をつける。

たとえば、整理整頓や、挨拶など、
本当に普通のことからだ。

「停滞期」から「活動期」の移り変わりに
やるべきことは、この大掃除だ。

今まで見て見ぬ振りをしてきた、
誰にでもできる些細なことを
やり始めることによって、
失っていた自信を取り戻し、
行動量を少しずつ上げていく必要があるのだ。

「活動期」に移り、大掃除を終えると、
失速していた行動量が加速する。

どの案件にもスピーディーに対応できるので、
信じて用いられる「信用」が、
信じて頼られる「信頼」に変わっていく。

ところが、自分自身に絶対の自信を持つようになり、
次第に、「俺が正しい」「私が正しい」
という傲慢さが再び現れる。

そんな傲慢な自分を省みることもなく突き進むので、
やがて1人、また1人とまわりから人が離れ始める。

そして、すべてが裏目に出る「過渡期」に
突入していくわけだ。

成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する

人が成長していくうちに、
傲慢さは、外に表さないようにできるとも
書いてありましたが、
慢心が生じるのは、生きている限り、
起こり続けるのかもしれません。

このようにサイクルを繰り返すのは、
春夏秋冬理論もそうですし、
易経もそうです。

陰極まれば陽となるし、
陽極まれば陰となります。

そして、陽と転じるためには、
窮して覚悟が必要である、
というのは、もっともなことだと考えます。

あなたは、今まで、どんな奇跡的な出会いがありましたか。

20220312 成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する(1)vol.3345【最幸の人生の贈り方】

循環の原則

■菩薩行と生業行

「仏さんから、『これをやりなさい』
と授かっとる菩薩の心や。

その菩薩の心に値札をつけて、
金勘定しよったら苦しゅうなって当然や。

あんたがほんまにやりたいなら、
損得抜きでやりなさい。

これを『菩薩行』言うねん。

多くの人が必要としてくれている仕事を持ちなさい。

人の喜びを何よりの報酬とする生業をやりなさい。

これを、『生業行』言うねん。」

■循環

「宇宙は循環のシステムでできてんねんで。

それと違うことやったら、
まわるもんもまわらんわ。

赤字でやることはないけど、
菩薩行は損得勘定抜きでやる。

その代わり生業行はお金をいただいて、
ついでに『ありがとう』ももらえる仕事をせなあかんで。

そうやって儲けたお金は良心にもとづくことに
使わなあかん。

『金は天下のまわりもの』言うてな、
循環させなしゃあないねん。」

成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する

『菩薩行』と『生業行』の2つに分けるという
考え方は、気持ちが楽になってよいと思います。

損得抜きでやることと、
喜んでお金をいただけることと
別々であってよいと思います。

そして、『生業行』でいただいたお金を
何に使うかということが、
大切だと考えます。

どちらにしても、自分を苦しめてまでやる必要はなく、
楽しみながらできるようにすることが、
肝要でしょう。

これが、人生をよりよく生きることだと考えています。

あなたにとっての、『菩薩行』は、なんですか。

20220313 循環の原則_成功のバイオリズム(2)vol.3346【最幸の人生の贈り方】

習慣の効力

■習慣の効力

マイルールを実践することは、
「妥協しようとする自分自身に打ち克つ」という、
克己心を養う最強のメンタルトレーニング法だ。

マイルールを実践し続けることは、
相手を「自分の価値観だけで裁かない」という
心のゆとりももたらしてくれる。

やるべきことをやっているときには、
心にゆとりがある。

やるべきことをできていないとき、
そのことを知らせてくれる対象が
目の前に現れるのだと思って、
自分を省みる機会にすることも大切だ。

成功のバイオリズム[超進化論] あきらめなければ人生は必ず好転する

一流の人と二流の人を分けるのは、
マイルールを持っているかどうかとのこと。

マイルールというのは、
毎日欠かさず続ける習慣があるかどうかです。

これはなんでもよくて、
ブログを毎日書く。
般若心経を毎朝唱える。
便所掃除を毎朝行う。
1日15分以上の筋トレを行う。
朝5時に必ず起きる。
1日1冊最低でも本を読む。
朝起きたら最初に神棚に礼拝する。
などなど

大切なのは、
自分で毎日やると決めること。
それをどんな条件でも続けること
のようです。

これが、克己心を養い、
自信を得ることができ、
相手を自分の価値観だけで裁かない心のゆとりを
もたらしてくれるそうです。

私の場合は、このメルマガが
それにあたると思います。

9年間続けてきて、
ついに昨年1日だけ休みましたが、
それ以外は、毎日書いています。

この習慣が精神安定剤になっているのだと
感じています。
 
必ずしも行動した結果が、
売上という成果に結びつくとは限りません。

しかし、最低限、よいことをインプットして、
それをアウトプットしたという結果だけは
必ず残っていきます。

とても小さな小さなことだけれど、
よりよい世界をつくるために、
貢献したよ、という思いが、
自暴自棄にならないよう、
引き止めてくれていると思います。

本当になんでもいいと思うんですよね。

でも、この小さな毎日の習慣が、
自分を救ってくれていると感じています。

あなたは、どんなマイルールの習慣をもっていますか。

20220314 習慣の効力_成功のバイオリズム(3)vol.3347【最幸の人生の贈り方】

この記事は、メルマガ記事から一部抜粋し、構成しています。

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