H2Hキャンバス

学びの葉
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H2Hキャンバス

H2Hキャンバスは、
H2Hプロセスの各段階を実現するための
実践的な指針をマーケターに提供している。

従来型のビジネスモデルキャンバスに手を加え、
どの段階から始めても
プロセスの知見や方向性を
可視化できるようになっている。

H2Hキャンバスは、特定されたH2H問題ごとに
個別に埋める必要がある。

従来のビジネスモデルキャンバスとの大きな違いは、
H2Hマーケティングの共創性に配慮している点と、
革新的ソリューションの初期検討の段階から
ブランドを盛り込んでいる点である。

コトラーのH2Hマーケティング
H2Hキャンバス

H2H問題

「出発点としての問題」は従業員やビジネスパートナーが、自分でも認識していなかった問題を自分の環境の中で発見する(受動的な問題の探索)こともあれば、企業が問題を自ら探索する(能動的な問題の探索)こともある。

能動的な問題の探索の3つ方法

  1. エスノグラフィー / ネトノグラフィー
  2. トレンドウォッチ
  3. ビッグデータアナリティクス

ブランドプロミス

ブランドアイデンティティの便益を具体化し、理解しやすい文言で凝縮する。
ブランドプロミスは、顧客のニーズ(ブランドのニーズ)と競合との差別化という二つの機能を満たさなければならない。

バリュープロポジション

H2Hマーケティングにおけるバリュープロポジション(価値提案)は、バリューオファー(価値の提示)であって、バリュープロミス(価値の約束)ではない。価値は商品を提供する企業が作るのではなく、「常に、受益者によって独自に現象学的に決定されるもの」であって、約束できるものではない。

サービス

事業者の観点からのサービスとは、バリュープロポジションを通じた自社コンピテンスの提供である。顧客の観点からのサービスとは、自分の知識やスキルを適用してバリュープロポジションの展開を支援すること、すなわち自分の文脈の中での価値を創出することである。

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