ウィズコロナ時代のHAPPINESS タル・ベン・シャハー博士

幸せ
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この文章は、【最幸の人生の贈り方】vol.2670で掲載したものです。

株式会社YeeY主催による、
「ウィズコロナ時代のHAPPINESS」
オンラインイベントに参加しました。
 
タル・ベン・シャハー博士のセミナーについて、
共有します。

人間らしさを認める Permission to be human

パラドックス

ネガティブな感情をとめると、
ポジティブな感情も流れなくなります。
 
なぜなら、感情を流す回路は1つしかないからです。
 
ですから、弱さを認めることで、
より強くなることができます。

心の底から泣くことを知らない人は
心の底から笑うこともわからない

Golda Meir ゴルダ・メイア(元イスラエル首相)

人間らしさを認める3つの方法

1. 涙を流す
2. 自分が感じていることを信頼している人に話す
3. 日記やコンピュータに書く。感情を表現すること

感謝 Gratitude 

感謝をする人のほうが、
・より幸せ
・より健康的
・親切で
・成功する
ことがわかっています。

このためにできることは4つあります。

1. 毎日または毎週 日記を書く

2,3分かけて日記を書くことが、
幸せや健康に役に立ちます。
 
上向きのスパイラルに気分がよくなります。
 
2. どんな小さな進歩でも書き留めておく

ちょっとした勝利を積み重ねることで、自信につながり、その自信により、
大きな勝利につながる

ジョン・コッター

毎日、1つから3つの感謝すること、進歩したことを
書き留めるといいです。

3.手紙を書く
 
自分にとって大切な人、例えば、家族や同僚などに
手紙を書くことがおすすめです。
 
それを届けることにより、書いた人も、読んだ人も
幸せになることができます。
 
 
4. ポジティブな未来

体のエクササイズ Physical Exercise

・精神を整える薬と同等の効果があります。
   週3日以上、運動するのがよいです。

・今、特に重要!
 
・体を動かす
 
・運動をしないことは、脳での覚醒や刺激を減少させる、抑制剤を摂るのと同じ

人間関係 Relationships

・ハピネスのNo1. 指標

・健康のNo1. 指標

・深い人間関係の重要性

・与えることの重要性

参加者からの質問とタル・ベン・シャハー博士の回答

ネガティブな感情を人前で見せてもよいのでしょうか。

タル・ベン・シャハー博士
タル・ベン・シャハー博士

プロフェッショナルまたは親にとって、
重要な質問です。
 
人間であることを許す空間をもっておきます。
 
その空間で充電をして、回復すると、
強くありたい人の前で、強くなれることができます。

シャハー博士にとっての、成功(Success)の定義とは

タル・ベン・シャハー博士
タル・ベン・シャハー博士

充実した人生を導くことです。
 
自分の場合は、執筆や、親であることや、その両方になります。
 
人によっては、ビジネスであったり、
コミュニティでのボランティアであったりするでしょう。

自分にとってはどんな要素が、充実した人生を導くか
知っておくこは大切です。

そして、完璧な人生ということではありません。
 
なぜなら、どんな人生にも困難や失敗につきものだからです。

深い関係性をつくりだす鍵は、なんですか。

タル・ベン・シャハー博士
タル・ベン・シャハー博士

自分をオープンにして、共有することが大切です。
 
ありのままであるということです。

新しい現実に慣れるには時間がかかるかもしれません。

ネガティブな情報とは、どのようにつきあえばよいですか。

タル・ベン・シャハー博士
タル・ベン・シャハー博士

ネガティブな情報をシャットアウトする必要はありませんが、
聞くとしても、控えめに。

聞き過ぎないほうがいいです。

例えば、朝ニュースを聞いたとしたら、
仕事をして、そのような情報から4、5時間離れたほうがいい。

だらだらとニュースを聞かないことが大切です。

コロナウイルスから得る学びがあるとしたら

タル・ベン・シャハー博士
タル・ベン・シャハー博士

学びを受け取って、これを将来に活かせるかが問われています。

アメリカの911のあと、思いやりが増しました。

ただし、6ヶ月たったら、元に戻ってしまいました。

私たちは、元に戻るのではなく、
親切、思いやり、感謝を継続できるのかが重要だと思います。

参加して学んだこと・感じたこと

最終的に、何名が参加したのかわかりませんが、
開始前にすでに1000名以上が参加していました。
 
こういう機会をいただけることが
本当にありがたいです。
 
 
不思議なのですが、
私も含めて、私のまわりには、不安や恐怖や怒りを表している人は
ほとんどいません。
 
逆に私が心配しているのは、
「私は平和ぼけしているのだろうか」
「危機感がなさすぎ」
ではないだろうかということでした。
 
 
しかしながら、私の尊敬してる人たちもまた、
この状況を社会や世界が大きく変わるチャンスだと
とらえているようです。
 
 
世の中が大きく変わろうとしているときに
「変化に乗り遅れる」という心配から、
ばたばたと行動するのではなく、
 
自分たちは、
「この世界に何を残したいのか」、
「何を作り出したいのか」、
という意志を固めることが大切ではないかと
考えています。
 
 
それは、誰かほかの有識者の意見を丸呑みにすることではなく、
ひとりひとりが、何が心地よいか感じることが
重要だと思います。
 
 
せっかく、外出自粛の機会なのですから、
コロナウイルスが落ち着いたときに、
どういう世界になっていて、
そこで自分はどういう役割を果たしていると
ハッピーなのかを
考えてみるのがよいのではないでしょうか。

あなたは、ネガティブな感情を表現できる、安心な空間をもっていますか。

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