■アマゾンの先住民マチュアル族
「あなたたちの文明は、『もっともっと』という考え方と、
『足りない』という悪夢の中で暮らしている」
■アンデスの「コンドルとイーグルの伝説」
彼らの伝説では、昔、人はひとつの種族でした。
それがあるとき、
自然との調和を大切にするコンドル族と、
思考や科学を好むイーグル族に
分かれてしまいました。
2つの種族は別々に進化しました。
でも、あるとき2つの種族は、
どちらも滅亡の危機に陥ったのです。
コンドル族は、物理的な欠乏で、
イーグル族は、自滅的な危機からです。
そして、それは、ちょうど現代のことだそうです。
この後、2つの種族は、
お互いを認めあい、
2つの種族の融合により、
新しい人類として生まれ変わります。
大いなる繁栄を謳歌するのです。
■2つの文明の融合ポイントはどこだろう?
スマホ、コンビニ、自動車を使いこなす現代人。
太陽、雨、土、昆虫、動物、ヘビ、爬虫類が
たくさん住むような場所で生きることができる先住民。
どこが安全で繁栄のある
ランディングポイントなのでしょうか。
■世界を回って知った幸せな生き方
その1「幸せの秘訣は、歩くことから」
その2「幸せの秘訣は、少なく食べる」
その3「幸せの秘訣は、良い夢と悪い夢で変える日常」
その4「幸せの秘訣は、繋がる」
その5「幸せの秘訣は、植物や地球との対話」
その6「幸せの秘訣は、思い込みを捨てる」
その7「幸せの秘訣は、左手の先にある」
その8「幸せの秘訣は、満ちた存在として生きること」
その9「幸せの秘訣は、もっともっとから卒業する」
■世界を回って気がついた幸せな社会
その1「幸せの秘訣は、職業選択の自由と小さな喜びにある」
その2「基本的な生活が保障されている世界」
その3「公平に分配される世界」
その4「日本なら可能かもしれないあり方」
その5「大きなシフトを見据えて生きる」
その6「幸せな社会の秘訣は、緑と繋がる意識」
その7「労働がなくなる世界」
その8「災害準備だけは忘れない」
ヒロカズマさんが、
アマゾン、インド、北極、イギリス、ヒマラヤ、ブータン、セドナ
を回って気づいたことが共有されている本です。
素敵な写真が満載で、
まるで一緒に世界旅行している気分を
味わうことができます。
この本自体が幸せと豊かさを届けてくれます。
しかし、同時に、プラスチックゴミであふれたインド、
大気汚染のカトマンズ、
貧困にあえぐカナダのイヌイット、
氷山が減っている北極海の様子も
書かれています。
これらを乗り越えて、
私たちが幸せに豊かに暮らす社会とは
どんな社会か。
そんなことをどのページからも
語りかけてくれています。
現代人は、歩かなさすぎ。
現代人は、食べ過ぎ。
そんな基本的なところから始める、
幸せな生き方のヒント。
とても大切な学びが満載なので、
ぜひ手に取ってみてください。
そして、一緒に素晴らしい世界を
つくっていきましょう。
20210708 これからやってくる素晴らしい世界の話 vol.3098【最幸の人生の贈り方】