ネットワーク・エフェクト 事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク
The Cold Start Problem: How to Start and Scale Network Effects
アンドリュー・チェン(著), 大熊希美(翻訳)
日経BP(2022/11/17)
アンドリュー・チェン Andrew Chen
シリコンバレーのベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)のゼネラルパートナーで、アーリーステージの消費者向けスタートアップに投資している。サブスタック、クラブハウス、Zリーグ、オールデイキッチン、スリーパー、マイベン、リフォージといった急成長中のスタートアップの取締役を務めている。ウーバーのIPO前の高成長期にライダー・グロースチームを率いていた。執筆しているブログは人気で、ワイアード誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ニューヨーク・タイムズ紙でも紹介されている。応用数学の理学士号を持ち、19歳でワシントン大学を卒業した。現在はサンフランシスコとロサンゼルスを行き来する生活を送っている。
大熊 希美 おおくま・のぞみ
翻訳家。東京都生まれ。カナダとオーストラリアに計12年間在住。上智大学総合人間科学部卒業後、金融業を経てスタートアップへ。テクノロジーメディアTechCrunch Japanの元編集ライター。訳書に『爆速成長マネジメント』『モダンエルダー』『KISS ジーン・シモンズのミー・インク』(共訳、日経BP)、『フェイスブック 不屈の未来戦略』『NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生』(TAC出版)など。
最後まで読み通せないかもと思って、
読み始めましたが、
予想以上におもしろく、
学びも多くありました。
成長曲線に応じて、戦略を変えることはもちろんのこと、
優位に立った後でも、常に改善を続けていくことが
必須だということです。
先行者利益や勝者総取りということはなく、
後発者にはいつでも機会があるし、
そのためには、質のよいネットワークをつくることが
とても大切だということです。
ネットワーク製品に限らず、
他の分野でも応用できる考え方が
たくさんありました。