易経

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24.地雷復(ちらいふく)䷗

地雷復(ちらいふく) 一陽来復、復帰䷗序卦伝物不可以終盡。剥窮上反下。故受之以復。物は以て終に尽くべからず。剥は上に窮まって下に反る。故にこれを受くるに復を以てす。ものはもってついにつくべからず。はくはかみにきわまってしもにかえる。ゆえにこ...
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22.山火賁(さんかひ) ䷕

山火賁(さんかひ) 飾り、装飾䷕序卦伝物不可以苟合而已。故受之以賁。賁者飾也。物は以て苟しくも合うのみなるべからず。故にこれを受くるに賁を以てす。賁とは飾るなり。ものはもっていやしくもあうのみなるべからず。ゆえにこれをうくるにひをもってす。...
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21.火雷噬嗑(からいぜいごう) ䷔

火雷噬嗑(からいぜいごう) 噛む、刑罰䷔序卦伝可觀而後有所合。故受之以噬嗑。嗑者合也。観るべくして後合うところあり。故にこれを受くるに噬嗑を以てす。嗑とは合なり。みるべくしてのちあうところあり。ゆえにこれをうくるにぜいごうをもってす。ごうと...
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20.風地観(ふうちかん) ䷓

風地観(ふうちかん) 見る、示す䷓序卦伝物大然後可觀。故受之以觀。物大いにして然る後観るべし。故にこれを受くるに観を以てす。ものおおいにしてしかるのちみるべし。ゆえにこれをうくるにかんをもってす。すべての物は、大きなものであってこそ、初めて...
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19.地沢臨(ちたくりん) ䷒

地沢臨(ちたくりん) 迫り望む䷒序卦伝有事而後可大。故受之以臨。臨者大也。事ありて而る後大なるべし。故にこれを受くるに臨を以てす。臨とは大いなり。ことありてしかるのちおおいなるべし。ゆえにこれをうくるにりんをもってす。りんとはおおいなり。腐...
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18.山風蠱(さんぷうこ) ䷑

山風蠱(さんぷうこ) 腐敗、腐敗を建直す事業䷑序卦伝以喜隨人者必有事。故受之以蠱。蠱者事也。喜びを以て人に随う者は必ず事あり。故にこれを受くるに蠱を以てす。蠱とは事なり。よろこびをもってひとにしたがうものはかならずことあり。ゆえにこれをうく...
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17.沢雷随(たくらいずい) ䷐

沢雷随(たくらいずい) したがう、したがわず䷐序卦伝豫必有隨。故受之以隨。豫べば必ず随うことあり。故にこれを受くるに随を以てす。よろこべばかならずしたがうことあり。ゆえにこれをうくるにずいをもってす。喜ぶという時には、必ず従うという動作が伴...
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16.雷地豫(らいちよ) ䷏

雷地豫(らいちよ) よろこび、たのしみの時䷏序卦伝有大而能謙必豫。故受之以豫。大を有して能く謙なれば必ず豫ぶ。故にこれを受くるに豫を以てす。だいをゆうしてよくけんなればかならずよろこぶ。ゆえにこれをうくるによをもってす。持っているものが大き...
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15.地山謙(ちざんけん) ䷎

地山謙(ちざんけん) 謙遜の徳䷎序卦伝有大者不可以盈。故受之以謙。大を有する者は以て盈つるべからず。故にこれを受くるに謙を以てす。だいをゆうするものはもってみつるべからず。ゆえにこれをうくるにけんをもってす。豊かな所有があれば、とかく満ち溢...
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14.火天大有(かてんたいゆう) ䷍

火天大有(かてんたいゆう) 大なる所有䷍序卦伝與人同者物必歸焉。故受之以大有。人と同じくする者は物必ず焉に帰す。故にこれを受くるに大有を以てす。ひとと同じくするものはものかならずこれにきす。ゆえにこれをうくるにたいゆうをもってす。人と協調す...