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易経

50.火風鼎(かふうてい) ䷱

火風鼎(かふうてい) かなえ、賢者を養う䷱序卦伝革物者莫若鼎。故受之以鼎。物を革むる者は鼎に若くは莫し。故にこれを受くるに鼎を以てす。ものをあらたむるものはかなえにしくはなし。ゆえにこれをうくるにかなえをもってす。物を変革する道具では、鼎が...
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49.沢火革(たくかかく) ䷰

沢火革(たくかかく) 変革、革命䷰序卦伝井道不可不革。故受之以革。井の道は革めざるべからず。故にこれを受くるに革を以てす。せいのみちはあらためざるべからず。ゆえにこれをうくるにかくをもってす。井戸のあり方というものは絶えず変革しなければなら...
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48.水風井(すいふうせい) ䷯

水風井(すいふうせい) 井戸、賢人を養う䷯序卦伝困乎上者必反下。故受之以井。上に困しむ者は必ず下に反る。故にこれを受くるに井を以てす。うえにくるしむものはかならずしたにかえる。ゆえにこれをうくるにせいをもってす。上に上りつめて苦しむ者は、必...
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46.地風升(ちふうしょう) ䷭

地風升(ちふうしょう) 上昇䷭序卦伝聚而上者謂之升。故受之以升。聚って上る者これを升るという。故にこれを受くるに升を以てす。あつまってのぼるものこれをのぼるという。ゆえにこれをうくるにしょうをもってす。物が集まってだんだんと高く昇ること、こ...
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45.沢地萃(たくちすい) ䷬

沢地萃(たくちすい) 集まる䷬序卦伝物相遇而後聚。故受之以萃。萃者聚也。物相い遇って後聚まる。故にこれを受くるに萃を以てす。萃とは聚なり。ものあいあってのちあつまる。ゆえにこれをうくるにすいをもってす。すいとはしゅうなり。ものが相遇えばそこ...
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44.天風姤(てんぷうこう) ䷫

天風姤(てんぷうこう) 遇う䷫序卦伝決必有所遇。故受之以姤。姤者遇也。決すれば必ず遇う所あり。故にこれを受くるに姤を以てす。姤とは遇なり。けっすればかならずあうところあり。ゆえにこれをうくるにこうをもってす。こうとはぐうなり。いったん仲の切...
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43.沢天夬(たくてんかい) ䷪

沢天夬(たくてんかい) おしきる、決断䷪序卦伝益而不已必決。故受之以夬。夬者決也。益して已まざれば、必ず決す。故にこれを受くるに夬を之てす。夬とは決なり。ましてやまざれば、かならずけっす。ゆえにこれをうくるにかいをもってす。かいとはけつなり...
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42.風雷益(ふうらいえき) ䷩

風雷益(ふうらいえき) ふやす䷩序卦伝損而不已必益。故受之以益。損らして已まざれば、必ず益す。故にこれを受くるに益を以てす。へらしてやまざれば、かならずます。ゆえにこれをうくるにえきをもってす。減らして止まなければ、必ず転じて逆に増さねばな...
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41.山沢損(さんたくそん) ䷨

山沢損(さんたくそん) へらす䷨序卦伝緩必有所失。故受之以損。緩めれば必ず失うところあり。故にこれを受くるに損を以てす。ゆるめればかなずうしなうところあり。ゆえにこれをうくるにそんをもってす。物事が緩めば必ず何かをなくす。そこで緩むという意...
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40.雷水解(らいすいかい) ䷧

雷水解(らいすいかい) 困難が解ける䷧序卦伝物不可以終難。故受之以解。解者緩也。物は以て終に難かるべからず。故にこれを受くるに解を以てす。解とは緩なり。ものはもってついにかたかるべからず。ゆえにこれをうくるにかいをもってす。かいとはかんなり...